恋する人の運命。



恭介に恋したからこその運命…。



彼女に呼び出しされて、あんな事言われて。



凄く傷ついた。



傷つくしかなかった。



恭介には絶対相談出来ない。



恭介には……。



あたしは隣りにいては駄目なのだろうか?



ずっと恭介の隣りにいる事があたしの幸せで、夢だった。



恋ってこんなに辛いのかなって考えた。



「琉莉、お前……」

「何よ……奏太っ…」

「何で泣いてんだよ…」

「っ……」

「誰にも気付かれねぇうちに保健室に行け。
先生には俺が言っとく」

「ありがと…」