「体質とかじゃねーの?
父さんも白いし…」

「確かにおじさんは肌白だ…。恭介は良いトコばっかり受け継いでさ~」



そんなの俺に言われても知らねぇし。



別に琉莉も悪い所は多くないと……。



…いや、あるか。



「せめて頭はパパの方がよかったなぁ~」

「それ、おばさんに失礼だろ」

「いいもんっ!!」



俺はおばさんは琉莉みたいに馬鹿には見えないけどな?



琉莉が勉強しないから馬鹿なんだと思うけど…。



「じゃあたしはここで」

「おう」


職員室に用があるという琉莉とわかれて、教室に向かった。



俺も勉強しますか。