風変わりな文面に特別気にもならず、一年はあっという間に過ぎ、会社も円満に定年の日となった。 「部長、お世話になりました」 「お疲れ様でした、残念です」 会社の外まで、押される様に送られ、最後の飲み会まで断り「家族が今日は待っていてくれるから」と沢山の花束を抱えて帰った。