達也はあたしが最後に見た時よりかなり変わっていた。 5㌢くらいのびた身長に髪の毛の色が茶色。 雰囲気も前はもっと明るい感じだったのに若干クールな感じになってるよ。 「ゴメン!!春!!」 奏斗は隣で睨み付けてるし。 なんで今? 「ゴメン!!あたし帰るね!!」 いてもたってもいられなくなりあたしは咄嗟に逃げた。 あの時のいつもと変わった達也の顔を思い出してしまった。 やっぱり向き合うのはまだ辛いよ…。