「やらないよ…」

春弥はまた下を向いて悩み始めた。

「なんであたしにそんなこと言うのよ?」

「…今度一緒にやるひとが俺のことを好きっぽくて…俺はその人と仕事やりたくなくて…」

「なにそれ…」

「だってアイツ!仕事しっかりやらないで俺にベタベタしてくるんだぜ?だったら昔モデルをやってた春に頼んだ方がいいじゃん!!」

「だからってなんであたしなんだよ…他の人を呼ぶとか出来ないの?」


「出来るけど…春が芸能人克服したっぽいし、俺は春と仕事してみてぇし…」

それはあたしもしてみたいけど。


優がいきなり立ち上がりあたしの隣に座った。

なっなに!?