その日あたしは帰ってきて優にあった。 「今日どうだった?」 ニヤニヤしながらあたしに言ってきた。 優は楽しんでいた。 「普通だったよ?」 へーといいながらテレビのほうに顔を向けた。 ってかなんでここにいるの? 「好きになった?」 「はっ!?」 なに急に! 「だって「楽しくなかった」って感じの顔じゃないからさ。芸能人嫌いの春が」 そーいえば、最初のほうに思っていた通りかなり楽しかった。 春はうーん…といいながら優の隣に座った。 ソファーのうえで胡座をかきながら考えていた。