なんで公園にいたの? 許そうとは思っていたけど、さすがに今では無理だよ。 「春?入るぞ?」 奏斗…。 ゆっくりあたしはベットから顔を上げた。 そこにはハァハァと息をきらしていた奏斗がいた。 ゆっくりこっちに向かってきて 「大丈夫か?」 ベットに座ってあたしの頭を撫でた。 こんなところが奏斗はいいんだよな。 相手のことを考えてくれるところが。 「…なん…とかっ」 涙出てきちゃったし。