あり得ない、悠よりも前に遼に会っていた?なんてことは…多分、無い。ならどうして?出任せ?冗談?嘘?
「…嘘。」
「本当だよ。お前の居たバーに通ってたの俺。いつもカウンターに1人で適当に座って呑んでた。」
「…」
「知らなかった?」
確かにひっそりとあったあのバーには有名人も多く来ていると聞いていた。ただ間接照明しかなく仕切りや柱も多い店内ではあまりお客さんの顔をよく見る機会もなく、見れば常連さんだと分かりはするもののその全員の顔は覚えてなどいないものだ。
「…嘘。」
「本当だよ。お前の居たバーに通ってたの俺。いつもカウンターに1人で適当に座って呑んでた。」
「…」
「知らなかった?」
確かにひっそりとあったあのバーには有名人も多く来ていると聞いていた。ただ間接照明しかなく仕切りや柱も多い店内ではあまりお客さんの顔をよく見る機会もなく、見れば常連さんだと分かりはするもののその全員の顔は覚えてなどいないものだ。

