side-龍斗

蓮と距離をおくことにした。
あいつが襲われたのは俺のせいだから。

ただわかんねぇ。
なんか今日の蓮はあっさりしすぎてる。

でも俺が行けるわけねぇし・・・。
どうしたらいいんだよクソ・・・っ

「キャアアアアアアア!!!!!!!!!」

蓮の部屋からの悲鳴。
でもあれはおばさんの声だ。

なんかあったんだろうな。
行かなきゃ・・・!

俺は窓から蓮の部屋に行った。
鍵は開いていてすぐに入れた。

開けたら蓮が血まみれの姿で寝てた。

手首の傷・・・
なんで・・・?