なんて最悪なんだ。
ただの生返事で学級委員になるなんて。
しかも放課後まで帰れないし。
「…さん?中島さん?」
「えっ?」
心の中で文句を言っていた私は完全に話を聞いてなかった。
「クラスマッチ。何で競おうか話してるの。」
あーそうですか。
てか 入学早々クラスマッチってどーなの 先生。
会議室を見回すと先生は誰一人としていない。
「あの…」
隣にいた女子に声をかける。
「なんで先生居ないの?」
「え?聞いてなかったの?今日はウチらだけで会議なんだよ」
「あ~そうなんだっ。」
聞いてないし、知らないし。
「で クラスマッチどーする?」
皆さんで会議進めちゃってよ。私不釣合いだから。
「あの~私…」
「どうしたの?」
「用事があるんで…」
時計を見ながら私は言う。
「あ そうなんだ。じゃあまたね。」
と挨拶をされた。
「じゃあ…」
そう言って私は会議室を出る。
少し歩いたところでニヤけが止まらなかった。
人間ってちょろいなあ。
そう考えながら1人ニヤニヤしていると
「何 ニヤニヤしてんの?ちょっときしょいよ?」
と声を掛けられた…
最初はこの一言で喧嘩ばっかりだったよね。
でも 貴方からの一言で私は幸せになれました―
ただの生返事で学級委員になるなんて。
しかも放課後まで帰れないし。
「…さん?中島さん?」
「えっ?」
心の中で文句を言っていた私は完全に話を聞いてなかった。
「クラスマッチ。何で競おうか話してるの。」
あーそうですか。
てか 入学早々クラスマッチってどーなの 先生。
会議室を見回すと先生は誰一人としていない。
「あの…」
隣にいた女子に声をかける。
「なんで先生居ないの?」
「え?聞いてなかったの?今日はウチらだけで会議なんだよ」
「あ~そうなんだっ。」
聞いてないし、知らないし。
「で クラスマッチどーする?」
皆さんで会議進めちゃってよ。私不釣合いだから。
「あの~私…」
「どうしたの?」
「用事があるんで…」
時計を見ながら私は言う。
「あ そうなんだ。じゃあまたね。」
と挨拶をされた。
「じゃあ…」
そう言って私は会議室を出る。
少し歩いたところでニヤけが止まらなかった。
人間ってちょろいなあ。
そう考えながら1人ニヤニヤしていると
「何 ニヤニヤしてんの?ちょっときしょいよ?」
と声を掛けられた…
最初はこの一言で喧嘩ばっかりだったよね。
でも 貴方からの一言で私は幸せになれました―
