姫とあいつと婚約者





「もしかして、俺のこと忘れちゃった?それより・・・君、城坂くん?すごく速かったね。初めて見たよ。俺と同等に走れる人は。」

そう言った。
あたしを知ってる?
ってことは、


“あいつ”だ

「てかよ、何なんだよお前。Cクラスのくせに。確かに俺はお前に負けた。けど──────・・・。」



かつて私を一生守ると誓った
“あいつ”。

まさか、とは思ってたけど
やっぱり・・・


「連・・・?」