姫とあいつと婚約者


そう言うとこっちも向いて悔しそうに笑った。

「俺、かっこわりぃ・・・。」

それだけ言うと下を向いてしまった。

「お前に・・・愛純に、絶対勝てって言われたのに、応援してくれたのに・・・ごめん。・・俺、負けたの何て初めてだ。」

蒼は悲しそうに言った。

「そんな、蒼は頑張ったよ・・・だって「愛純。」」


私が言いかけたときに誰かが私の名前を呼んだ。
蒼では無い。


蒼も私のほうを向いた。
だから私も後ろを向いた。




すると、水嶋 連が居た。
それは、さっき蒼が負けてしまった相手。