姫とあいつと婚約者






ぐぅ。




お腹が鳴って、我に返った。




「わ.............私は一体何言って...............。」



私が死んだら
連が命懸けで護ってくれたことの意味が無くなってしまう。


ばかは私。



「そういえば、ご飯食べてない...............。」



静かな部屋。
いつもなら蒼と連でドタバタなのに。



ストッとベッドから降りて洗面所へ向かった。



静かな廊下。
いつもなら2人が口喧嘩してる頃なのに。



ぬるいお湯で洗顔を落として、ふわふわなタオルで顔を拭いた。



静かな洗面所。
いつもなら私にタオルを差し出してくれるのに。