「ありがと!よかった~、連も無事だったよ。」

「本当?どこにいるの?」

「また、行っちゃった.............花井さんも残しておけないし.............。」






「お嬢様方!準備が整いました!」





そして
私たちはあっきーのいるハワイへと飛び立った。





「ねえ、愛純。」



「ん?」



「あっきーに会って、思いを伝えたら、その後どうする?」



「え?」


「帰国したところで、また一条が付き纏うよ───────。それに宮内家に迷惑かけちゃうかもしれない。それにさっき、あそこに蒼ちゃんがいたことがばれたら城坂家にも迷惑かけちゃう。本当に、梨乃、どうしたらいいか───────、ごめんね。」


「何言ってんの!危ないのは一条のほうじゃない?河波、城坂、宮内家を敵にした一条のほうが危ないんじゃない?」


「そーだな、一条1人の手で潰されるんだったらしょぼくてもうとっくに潰れてる。」