姫とあいつと婚約者

「じゃあ、早くこの場から離れなくちゃいけないからね、できるだけ、手早に。」

ニヤニヤとする2人。
ってか、何この態勢。



私は、
地面に倒れてて、そこから上半身だけ起こす態勢に。
男は、
その上に跨って、ついにはズイっと前にでて、私を追い詰める態勢に。
コイツを男Aとしよう。

もう1人は、
私が動かないように、後ろから抱きつく態勢に。

コイツを男Bとして。


さっきキスしてしまったのは男A。
ほんっとに最悪!
気持ち悪すぎ!



男Aは私の顎を掴んだ。



「触らないでよ!」


思いっきり顔を横に振り切ったけど、
また捕らえられてしまった。



「その顔、そそるね。抵抗すればするほどね。」




くそぉっ。
汚いんだよ!



連、
助けに来てよっ。

お願い!
こういうときに.............。
連、



嫌だよ。


我儘なのは、十分わかってる。
でも

嫌だ

こんな奴に............、襲われるなんて。