車の周りを囲もうとしている。
この通りは全く人の気配もしない。


やだっ、
何この状況.............。


「蒼、愛純は伏せてろ。」








言われるがままに伏せた。






「2人を始末すりゃあいいんだよな?」





外から聞こえる声。





まさか、連っ、
その2人を、花井さんと連に仕立てる気じゃ!?


でも花井さんはっ..........。




「私も河波家に仕える者です。ここででなくてどうするんですか。」




花井さんに向けた視線。
まるで私の言いたいことがわかったとでも言うように答えた。