「ここからなら、私んちの別荘が近い。ジェット機もあるし、どう?一応そこの手入れをしている使用人もいっぱいいるから、今連絡すれば、間に合うかも。」


「じゃあ、そうしようか。」



梨乃の住んでいたマンションは、私たちの本家はとても離れたとこにあった。
だから逆に、私の別荘のほうが近くなっていた。

と行っても、結構時間かかるけれど。



「あ、久しぶり、上島さん!それが~。」





何とか話をつけた。




「じゃあ、私の別荘に向かって!」








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どれくらい経っただろう。
疲れからか緊張なくして、寝てしまっていたみたい。




「なんだかさっきから変なんですよ。」


「え?」