そしたら連は、
私の頭に手を置いて撫でた。

「俺さ、愛純が悲しそうな顔、見たくない。」

そういうと、
だから.........。と言葉を続けた。

「河波のこともどうにかするように協力する、愛純も守る。」

「愛純に関係ない奴だったらほっといてるけど。」

と笑った。

「というか、俺が愛純の部屋に来て伝えようと思った用件なんだけど。」

あ、そっか。
用件があってここに来たんだもんね。

「何?」



「あのさ、今、蒼がした(リビング)にいるんだけど。」

「あぁ、家に来たんだ。」

ちなみに、連が蒼に敬語を使わないのも蒼にも了承を得ている。
最初は蒼は嫌だと言った。
(だってリレーで負けた後だったし..........悔しかったんだろうね?)


私は部屋から出て、リビングに行くと、蒼が居た。