姫とあいつと婚約者

ちなみに、一条グループもかなりの大規模企業。
その息子は私たちと年齢が近いとも聞いたことがある。
合併..........それはもう、きっとすごいことになるだろう。
今以上に会社も大きくなると思うし、成功すると思う。

けど、梨乃は、それを望んでいるの?

「じゃあなんで、連絡繋がらないし、学校にも来ないの?」

「それは・・・私にもわからない。お父様に聞いて..........。それ以上はよくわからないの。でも、何だかまだ公表はしてなくて、内部の人だけが知っているみたい。一応おお父様も関係者だし....でも、秘密だといわれたの。」

「わかった、ありがとう...........。後は、私、頑張ってみるから.......。」

「私も何かあったら、教えるからっ、愛純もこのことは外部には漏らさないでくれるかな?」

「うん、大丈夫だよ。」

ああ、もうこれは梨乃の家に行って直接聞くしかないか。
ってか、なんでこんな重大なことを秘密に、黙ってるのよ!
梨乃...........本当にバカなんだから。



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「連、蒼、あたしちょっとこれから寄りたいところあるから..........先帰ってていいよ?」

「愛純、俺は愛純の護衛なのを忘れたか?付いて行く。」

「は?俺は先に帰れって言うのか?俺も行くよ。」

「梨乃んちだけど、いいの?」

「俺は愛純についていくだけだから。」

「別に。」