「何、ビクビクしてんの・・・あ、大丈夫だよ?この後ろの人たちはすごく信頼出来る人だちだから。あたしもね・・・ちょっと、大人の人、前から怖いんだ。護衛さんがいない間を狙ってこの間みたいに誘拐なんてもう何回も・・・だから、私の自由は少なくなっちゃって・・・護衛さんと片時も離れないようにされちゃったの。」

ふふ、と笑った。

そうか・・・やっぱり愛純も怖いんだ。

「でもね、この水嶋家の人たちは大丈夫。一緒に居て退屈じゃないし。・・・でね、一番私が狙われるのは護衛の交代の時間と私の自由解放時間。そこでね・・・提案したの!連を私の専属の護衛さんになるって!どう?」






ああ、愛純は優しい







・・・ことをいってるんだと思う。






何でこんな言い方かって言うと・・・



「・・・護衛って何?」