で・・・

いつの間にか、愛純が遊びに来るのが日常的になって。
俺は毎日毎日来てくれるのを楽しみになってきた。

・・・けれど、ある日、いつも愛純が来る時間になっても、愛純が現われなかった。

「あれ~・・・まだかな~・・・。」

気が付けば、もう養護施設の門をくぐってて、道路に出てきた。
すると、愛純はこっちに向かってきていた。

「あ!連、ごめん!今日は、遅くなって・・・。」

手を振りながらかけてくる愛純に、突然の出来事が起きた。

「っ・・・やめ・・・・!!」

車がいきなりやってきて、
その中から、マスクをつけた変な男が出てきて・・・
愛純を後ろから持ち上げた。

愛純は口を塞がれ、苦しそう・・・


俺は、男の方に走って行ったんだ。

「お前っ・・・やめろ!」