すると、 「さっくん!」 とあの時、さつきの家に居た女の子が近寄ってくる。 いつものさつきなら、すぐにその女の子のところへ行ったりするのに、今日は見向きもしない。 「さつき?あの子が呼んでるよ?」 私はなんだかそうさつきに伝えなければいけない気がしてさつきにそう言ってしまった。 普通なら行かないのが普通で行ったりするのが変だから、これでいいはずなのに、私たちにとっては普通じゃないのが当たり前になってしまっている。