あの後、ママもパパも
平静を取り戻して
少しの間先生と話し
家へと帰って行った
おじちゃんはこの事を
知っていたらしく
あまり泣いては
いなかった
あたしは崇ちゃんに
会いたくなかった
退院なんて出来ない
こんな事言えなかった
だからひたすら
泣いていた
それを察したかのように
おじちゃんはあたしを
気遣ってあたしの
代わりに崇ちゃんに
説明し当分会いに
来るなよ…と
伝えて崇ちゃんを
家まで送り
あたしをなだめ
寝付かせそのまま
椅子の上で眠っていた
そして朝
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