[短編]アスタラビスタ

「でも、待ってるから!涼が元気になって会いに来てくれるのを!」



“コクリ”
また、頷いた。



「もし!もし来なかったら、許さないから!…だから、ちゃんとケガ治さなきゃダメだよ!」



「ありがとう、ハル」



涼は右手の小指を立てた。
その指に自分の小指を絡めた。





私達ならきっと大丈夫。
きっとまた会える。
信じてる。
大好きなあなたのこと…―。


「約束だよ」




『アスタラビスタ』




―また会う日まで―