ショートケーキ

「ねーねー、咲穂ちゃーん」


またかよ!!

こりゃーストレスになるわ……


「何? ウザいんだけど」


仕方なく、少し横を見て返事をしてやる(放っておくと五月蠅いし)

隣にはこっちを見てアホ面しているナスがいた。


「あのさぁ、咲穂チャンって俺のこと嫌いなわけ?」


「はぁ? 何イキナリ言って、」


そう言いかけたその時――


♪キーンコーンカーンコーン


どこか間抜けな授業の終わりを告げるチャイムがなり、号令と共に授業が終わる。

隣に目をやると、つまらなそうな顔をしたナスがそっぽを向いていた。