リュウジは優しかった。 ニヤニヤ顔が 優しい微笑みに変わり 何人かでいるときも 私は必ずリュウジの隣にいた。 会いたいときは すぐに来てくれたし ほぼ毎日のように会い 抱き合った。 着信履歴はリュウジの名前で 埋まっていく。 私の毎日がリュウジで 埋まっていく。 私の頭が 私の心が リュウジで 埋まっていく。