外はひんやりと 冷たい空気が漂っていた。 空は澄んでいて 星がよく見える。 駐車場の隅に しゃがみこんだリュウジに続いて その隣に 同じようにしゃがんだ。 しばらく お互いに無言だった。 リュウジはただ下ばかり見つめ 私はそんなリュウジを見つめた。 ふとリュウジは顔を上げ 私の顔をちらっと見て微笑んだ。 そして空を見上げながら 一粒の涙を流した。 「彼女と別れた。」