特にふたりきりということに何も感じていない稜。 ただいつもと同じで寄り道とかするわけでもなく、 ただ家に向かって歩いているだけだった。 「そっそういえばもうすぐクリスマスだね!!」 「ああ…そうだな。それがどうかしたか?」 …冷たい、冷たすぎるぞ、稜!!