二年もあと一季節を残すのみとなったある冬の日。


あの三人は相変わらず騒いでおりました。


「だーかーら!!俺じゃないってば!!」


「うるさい!お前だろうが!」


「あーもう!!少し黙れ!!」


なにやら稜の消しゴムをなくしたのが誰のせいか…みたいな話っぽい。