莉子のことは、責任を持って 俺が面倒をみます。 どうか、莉子をアメリカに 連れていかないでください。 お願いします。」 悠弥の大きな声が、空港内に響き渡る。 そして、悠弥はお父さんやお母さんに 向かって頭をさげた。 「…莉子は大事な私の娘だ。 お前のような子供に莉子は預けれない」 お父さんー…。