そこには、息を切らした

悠弥がいた。


あたしは、びっくりしすぎて動けない。


なんで、ここに…いるの?


学校あるんじゃ…ないの?



「間に合って良かった」


悠弥はそうつぶやいて、

最高の笑顔をあたしに見せる。


かっ…かっこいい///


空港にいる周りの女の人たちも、

黄色い声をあげている。