「どうしようかなぁ・・・。
やったほうがいい?」

「うんうんうん。」

「でも、成績悪かったし。どうせすぐやめるんだろうなぁ。」

「どうせとかで決め付けないでよっ!」

理央子が立ち上がった。

声が大きい…。


「やってみなきゃ分かんないでしょっ?連絡だけでもしてみなよ?」

「でもお父さんがさぁ・・・。」

「じゃあ理央も頼む。」

え?あの理央子が?


あの弱気で意気地なしの理央子が?!