旅館のなかに入って受付を済ますと 旅館の人が部屋まで案内してくれた。 部屋に入ると思ってた以上に 綺麗だった。 「わぁ…!!すごーいっ!!」 そう言って優香は部屋中を見てまわる。 俺は荷物を適当に置いて 優香の姿を目で追った。 …もうすぐ言わなきゃ。 ちゃんと言わなきゃ…。 そのための旅行…だしな。 しばらくすると優香は落ち着いてきた。 俺は後ろから優香に抱きついた。 久しぶりの優香だ…。 優香の香り…。 俺は何も言わずただ抱きしめた。