「どうぞ、お掛けください」 俺は言われたとおり椅子に座る。 「あの…優香は……」 「えーっと、病院はどこ行ってらっしゃいました??」 「は…??病院…ですか??」 え、なに?? そんなに重体なのか!? 「行ってらっしゃらないんですか??」 「すいません、分からないんです…。俺、仕事でしばらくいなかったんで…」 「え、じゃあお知りになってないんですか??」 「なにを…ですか??」 俺は不安がまじりながら聞いた。 でも返ってきたのは 俺が考えていたような答えじゃなかった。