「・・・・・夏風邪・・・・・?」 ああ、大変ッ!!私って、やっぱり馬鹿だったのかな・・・・・・。 弥生は、がっくりと肩を落とし、とぼとぼと歩いていたが、その横顔は 頬を染め、嬉しそうで、喜びを噛み締めるかのように口角は僅かに上がり 誰がどう見ようと、恋をしている少女そのものだった―――――・・・・・・。 もちろん、産まれてこの方、体験をした事が無い、恋なんて当の弥生には、未だ分からない様だが。