不器用な先輩



先輩は、すごく安心したように、私の頭をぐしゃぐしゃっとする。


「先輩!」


怒ったように言うと先輩は


「お前可愛すぎ」


といってわたしを抱きしめる。


そして、私の耳元で


「ごめんな。」


と言った。


私は、返事をする代わりに先輩を強く抱きしめた。