不器用な先輩




「先輩!!!!!やめて!!!!!」



それ以上近づけない私は、叫ぶことしかできない。



でも、やめるそぶりなんて全く無かった。



相手の人は、もう意識がないみたいだった。


なのに、先輩は殴り続ける。




「りょう!!!!!!」



私は、見ているのが辛くて辛くて、気づいたら先輩の名前を呼びながら、先輩に駆け寄っていた。