ロンリー・ハート《この恋が禁断に変わるとき…》【完】


私たちは
もう、後戻りはできない…


愛情と欲望が入り混じり
激しくお互いを求め抱き合う。
強く突き上げられるたび
聖斗を全身で感じ悦びに浸る。


必死で押し殺す喘ぎ声
でも、ダメ…
我慢できない…


「あぁっ…ふっ…んんっ」

「声、出したいか?」


耳元で囁く聖斗に
涙目でコクリと頷くと
「イく時だけ…許す…」
とか言って
冷たく微笑む。


「…イくって?」


すると聖斗は
驚いた様に目を見開き
「イったこと…ないのか?」
と、聞いてきた。


「分かん…ない…」


聖斗がイジワルな顔して
ニヤリと笑う。


「たっぷり教えてやる。
覚悟しろよ…」


そう言ながら聖斗は
ゆっくり体を動かし
私の反応を楽しんでいるよう…


聖斗はどうしてそんなに冷静なの…
私はもう、耐えられないのに…


「まだ我慢しろよ…」


自分がこんなに大胆になれるなんて
思ってもみなかった…


上杉君に抱かれてた時は
心のどこかに恥ずかしいって気持ちが常にあって
こんなにも
全てをさらけ出したことなど無かったのに…


そして、こんなに長い間
繋がってたのも
初めて…


きっと、私の知らないことは
まだまだ、一杯あるんだろうな…


でも、再び聖斗の動きが激しくなった時の
アノ感覚は…なんだったんだろう
不思議な、そして満ち足りた感じ…


聖斗に腕枕をしてもらいながら
そんなことを考えてると
彼が私の髪を撫でながら言う


「とうとう…美羅を抱いちまったな…」


その言葉で
現実に引き戻された。