聖斗の冷たい指先が
黒いレースの内側へと強引に入り込むと
その絶妙な指使いに
思わずため息にも似た声が漏れる…
「本当は、初めての美羅が欲しかった…」
「…聖斗」
上杉君との関係を後悔はしてない。
でも、聖斗にそう言われると
罪悪感に苛まれる。
「聖斗は今まで
一杯、女の人抱いたんでしょ?
私、子供っぽくて…ごめんね」
「他の女なんて
美羅の代わりにもならなかった…
俺が欲しかったのは
この体だ…」
そう言うと
聖斗は私の体中に
柔らかなキスを落とす。
ゆっくり引き下げられるショーツ
一糸まとわぬ姿で
強く抱き合うと
私と聖斗の心臓の音が
共鳴し合い
同じリズムで脈を打つ。
女性の体を熟知してる聖斗にとって
私みたいな小娘を扱うのなんて
いとも簡単なことなんだろう…
指一本で
私の全てを理解したみたいに
敏感で、感じる部分を探り当ててる。
「あっ…ダメ…」
「子供っぽいなんて、よく言うよな…
こんだけ感じれば十分だ」
イジワルな笑みを浮かべる聖斗
そんな目で見ないで…
恥ずかしくてたまらない。
極上の愛撫を受け
体の中で燻っていた小さな炎が
一気に燃え上がる…
もう、押さえ切れない…
薄っすら目を開け
聖斗を見上げたのと同時に
私の一番熱く潤った部分に彼を感じた。
交じり合い
溶け合い
一つになる…
『禁断』の扉が開かれた瞬間だった…
この時を待ってたんだよ。
ずっと、ずっと待ってたんだよ。
血の繋がりなんて
どうでもいい…
愛する人に抱かれたい
思いは、ただ、それだけ…
私は罪の意識を封印し
一心に聖斗の唇をねだっていた…


