"幼馴染み"は、貴方の昔をしっていられるから嬉しいけど、


今の私には正直つらい。









「要ー。凌君よー。」

「はーい。」




毎朝の母とのお決まりの会話。





二崎 要(ふたざきかなめ)、17歳、高校2年生。





私は急いで階段を降り、玄関へ走る。