『ひとみ、速すぎるよ…』 りえはぜーぜー隣で言ってる。 『ごめん、つい癖で…』 あたしは中学の時バスケをやってたからそこまで疲れなかった。 『まーいいけど、帰ろ。』 『うん…』 あたしたちは自転車に乗ってこぎはじめた。 どーか涼ちゃんにはさっきの聞こえてませんように…