『…彩奈を守りたかった｡だから､美羽に告白された時ＯＫしたんだ｡俺と彩奈が仲良しだから美羽は嫌がらせしてるって分かったから｡』
あたしを､
守るためだったんだ
『彩奈と付き合えなくても､彩奈の毎日が嫌なものにならなければ…それで充分だった｡』
将吾は、
あたしの事を考えてくれてた
『…でも､駄目だ｡美羽はまだ彩奈に嫌がらせするし､彩奈は俺を避けるし…苦しかったんだ｡こんなんじゃ､何も変わってない』
胸が唸る
『変わってないならって思って決めた｡俺さ､昨日美羽と別れたんだ｡』
息が苦しい
『…だから』
顔が…熱い
『彩奈､俺と付き合って？』
きゅーって、する
『…うん！うんうん！』
ありがとう、将吾
､
