というか、先輩と遥香ちゃんお似合い… …ヤバい、友だちに妬いてしまった。 ニコニコしながら先輩と話す遥香ちゃんの腕を掴み、先輩から離した。 「ん、どうした?」 「ご飯食べる時間なくなるよ!」 「あ、そうだね。んじゃあ行こうか」 「ではさようなら!」 「さようならーっ」 「じゃあなっ!」「バイバイ」 お兄ちゃんと先輩と別れて、わたしと遥香ちゃんは走って階段を駆け上がった。