桜の木の下で




「「あったー!」」



やっと見つけた…



真っ暗だったので見つけるのに時間がかかった。



「よし、早く帰りますか」



「はいっ」



先輩が先にマットの山から出て、入り口へ向かった。



ガタガタっ



「……あ、れ?」



「どうしたんですか?」



先輩がこっちを見た。



真っ暗なので、先輩の顔が見えない。



「…優希ちゃん」



「はい?」



「……鍵…かかってる」



「え?まっさかー!」



先輩冗談キツいですよ!と思いながら取っ手に手をかけた。



ガタガタっ



「…う?」



ガタガタガタガタっ



「…ね?開かないでしょ……?」



「っええええーっ!!?」




う、嘘!?閉じ込められた…!?