桜の木の下で




1時間後。



「ふう…」



なんとなくきれいになった気がする。



「優希ちゃんマットすごいことになってる」



奥から先輩の声がした。



「マットですか?」



行ってみると、



「げっ…!」



マットがばらばらに置かれていた。



マットって重ねて置くんじゃないの…!?



「なんて適当な…」



「体育の先生があんなんだもんな」



「確かに…」



体育の先生はとてもいい加減な人で、器具庫に適当に入れりゃ片付けたと思ってるんだろう…