桜の木の下で




昼休み。わたしと遥香ちゃんは屋上でご飯を食べていた。



結城くんのことが心配だったので、遥香ちゃんに相談してみることに。



「結城くんねえ…まあ、優希ちゃんのことで悩んでんだろうけど」



「え、わたし!!?…何で?」



わたし何かしたかな…?



「ここから先は言えなーい」



遥香ちゃんはそう言って、弁当をパクパク食べ始めた。



「うう…」



元気のない結城くん初めて見たからどうしていいかわからないしなあ…



「まあ、ほっとくのが一番よ」



「えーっ…」



「悩みの種の優希ちゃんが行ったって無駄!」



だからってホントにわたしが悩みの種じゃないかもしれないし!



そう言っても遥香ちゃんは聞いてくれなかった。