桜の木の下で




角を曲がろうとしたとき、



「「……あ!」」



悠太先輩がマンションから出てきた。



「……あ、おはよっ」



「「おはようございます!」」



朝から先輩にこんなところで会えるなんてラッキー!



でも、今日の先輩はなんだか眠そう。



なんか可愛い…っ!



そんなことを思っていたわたしを見ながら結城くんは、



「あ、俺用事思い出したわ!先行きまーす!」



と先に走って行ってしまった。



「え、結城くん…!!?」



急に用事思い出したって…!



朝から2人っきりなんて無理だよーっ!