桜の木の下で




「ほら、早く座れ」



お兄ちゃんに指示されて、わたしたちは慌てて座った。



わたしの隣は悠太先輩。



そして遥香ちゃんは遠慮がちにわたしの斜め後ろに座っていた。



「なんで隣にこないの?」



と聞くと、



「こんなイケメン集団の中に入れるわけないじゃない!」



と何故か目を輝かせながら言った。



結城くんは篠原先輩の隣だった。また仲良くじゃれ合ってる。



「…よし、全員揃ったところで。いただきまーす!!」



「「「いただきまーす!!」」」



お兄ちゃんの号令のあと、みんなが一斉に弁当の蓋をあけて、勢いよく食べ始めた。



た、食べるスピードが速い…!