「実は…、ここの世界はキング様という人が支配しているんだ。」


「…キング様?」


彼はうなずき、さらに深く説明をしはじめた。


「キング様は、気分しだいで国家憲法を変える人なんだ、だから今の憲法は毎週4時から6時まで、黒い女が殺すっていう、憲法なんだ。」



「そんな…。」


「だから、逃げようそして元の世界に…」


「いやよっ!私は…、私は死ぬの!!だから戻らなくていい、ここでその黒い女に殺されるのよ!」


私は必死にそう、彼に訴えた。


「黒い女が来るっ!逃げろ!」


「…っ?!」


振り替えると黒い服を来た女が何かをもって、こちらに走って来ている。


彼は私の手を強く握り走りだした。


こんな命おいていっていいのに。