嫌だ…。


怖い…っ!



死んだはずなのに…。


何で?



何で、死んでないの?




自分がなぜ死んでいないのかが、分からない私は興奮状態だった。


「夢だ、夢だ、夢だ、覚めて!覚めて!」


うずくまりながら、そう人気のない所で隠れながら
そう自分に言い聞かせた。